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03_小さな消費とトラム

地域住民は、日常生活を木更津という街で時間・お金を費やしません。 また、お金を出さなくとも利用できる公共施設すらも人々は求めていません。 このような街と住民の現状に対してなにを提案すべきでしょうか?

 

現在、地域住民は大型商業施設で日常的な消費活動を行っています。 そして、大型商業施設は大きな経済性を生んでいます。

 

私たちは、これらの日常になってしまった大型商業施設を核と見立て、

2核1モールの論理から、アウトレットとイオンモールをつなぐトラムの路線を引くことにしました。さらに対象敷地にトラムの駅とターミナルを設け、 対象敷地と木更津駅を下位の核として商店街のある道路に強いパスを設けます。 私たちはこのパスに日常的な行為や活動を生み、にぎわいを表出させます。 そして時間、空間、体験を含む日常的な活動の場を生み出します。 それを私たちは「小さな消費」と呼ぶことにしました。

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